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長澤雅彦 人気ランキング : 31010位 定価 : ¥ 3,990 販売元 :ハピネット・ピクチャーズ 発売日 : 2007-02-23 発送可能時期 : 価格 :
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???青春小説を書かせれば、独特の繊細な心の動きで感情移入させるのがうまい恩田陸の同名作が原作。年に一度、高校で行われる「歩行祭」。80kmを24時間で歩き通すというイベントに、3年生の貴子は、高校最後の思い出として、ある思いを胸に参加する。それは同じクラスの融に話しかけること。ただそれだけの一歩が踏み出せない深い理由が一夜のうちに明かされつつ、昨年は一緒に歩き、今はNYに暮らす親友の杏奈ら、クラスメートそれぞれの複雑な思いが交錯していく。
???この映画版がちょっと残念なのは、展開のメリハリに欠けるところ。確かに歩行祭というイベント自体、生徒たちがダラダラと歩く部分が多いのだが、映画は、回想部分を挿入しながらも、テンポが緩いところが難。歩行全体の距離感の表現や、原作にはないドラマチックな要素が必要だった気もする。ただ、貴子役の多部未華子を中心に俳優たちはそろって健闘。誰かひとりに共感できれば、いつの時代も変わらない高校生のホロ苦さ、甘酸っぱさという感覚を分かち合え、胸がキュンと締めつけられるかもしれない。(斉藤博昭)
学校行事を考える意味で参考になる映画のひとつではないだろうか?
この話のあらすじは、異母兄弟の2人が、同じ高校に在籍しながらも、すれ違いの日々を送る。なにか、このままではいけないという意識、青年期の揺れ動く心理とともに、いまの状態を抜けたいという思いがあった。そんななかで、伝統の学校行事の歩行祭がふたりの心を融和する手助けとなる。目的、目標がはっきりしない伝統行事ならではの教育的な効果がここには垣間見られる。生徒の会話もおもしろい。「歩行祭の意味がわからない」(ニュアンスでそのように言っている)と生徒がぼやくなかで、生徒はさまざまな視点に気づく。例えば、刻一刻と時間がすぎるということ、アングルが異なった風景を見る体験、つまり、いつもと違うフレームワークで見て感じるということ。そこから、生徒に非日常性からくるなにがしかの体験をさせているまたは体験をしてしまう。青年期のみずみずしい感性だから意味のある行事なのかもしれない。また、地域住民の行事に対するご理解(八百屋さんか?、多分、元北高生なのかもしれない。)もさりげなく入れてある。
計算不可能性を企画、設計することの大切さを確認出来る映画である。
皆さんの評価がかなり良かったので、今更ながら観てみました。
個人的見解としてはまぁまぁかなぁ?といった印象です。
今から思うとキャストは若手を中心にかなり豪華だったのねと感じます。
今後の映画界を背負っていきそうな個性豊かな才能の面々です。
題材からして淡々な映像になるのは仕方ありませんが、
ちょっとメリハリな展開が欲しかったかなぁ?と。
高校生の行事にありがちな姿勢やダラダラ感はよく出ていたと思います。
嫌々参加したこういう行事ですら忘れられない青春の1ページになるんですよねぇ♪
嗚呼、青春...
岩井俊二監督に撮ってもらいたかった。風景、音楽に疑問の残る映画でした。
原作を読んでからDVDで見ました。まあ私は原作の評価も低いのでストーリー他に期待は全くしてなかったのですが、案の定2時間が長く感じられました。まず演出家の影響なのか、気持ち悪い登場人物が多くて辟易しました。加藤ローサの弟役の少年や主人公の母親は画面から違和感出しまくりです。友達に異母兄妹がいることをこっそり話すくだりの気持ち悪さは現実にはありえないレベルです。まあ原作が陳腐なので仕方ない面もありますが・・・。ロック好きな同級生男子も描き方が単純すぎます。私もHR/HM好きですが回りにあんな奴いません。監督のロック好きのイメージの底の浅さが露呈しました。ただ出演者の男女がそこそこフレッシュだったのでそれだけは良かったです。でも1度見ればいいやって映画です。DVD買う前にレンタルするのをお勧めします。
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恩田陸さんの同名の小説の映画化
小説はまさに青春小説に名を刻まれてよい名作。
そして自分の青春の一ページと同調していた。
それは自分の母校も同じ歩行祭(強行遠足)があったからでもある。
映像は決して小説に劣るものでなく、淡々と歩く若者の喜怒哀楽が
うまく描かれていたと思う。
戻ることのできない青春の道が今歩いてきた道であり、未来は歩いている
先に見える道なのであることが映像でリアルに表れていた。
誰もが持つであろう、あの日、あの時の心の動き、想いが伝わってきた。
ちなみに甲府一高のそれは、甲府ー小諸の105kmであった。
野辺山で星を拾い、臼田で握り飯をいただく。そして翌日、足を引きづりながら校庭に集合して遠足は終了となる。まさに2昼夜の夜ピクである。